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「仮想通貨を始めたいけれど、取引所はどれを選べば正解なの?」——多くの初心者の方がここで立ち止まってしまいます。
これは各取引所の違いがわかりにくいことが原因で、次の3つは、ほとんどの方が迷うところです。
- 「販売所」と「取引所」って、何がどう違うの?
- 「手数料無料」って聞いていたのに、コストがかかるの?
- 「レバレッジ」や「CFD」って、現物取引に絡んでくるの?
この記事を読み終えるころには、3つの迷いが解消され、「自分はこの取引所から始めればいい」と迷わずに判断できるようになります。それでは有名所のCoincheck・bitFlyer・GMOコイン・SBI VCトレード・FXTFの5社を見ながら、順番に確認していきましょう。
迷いポイント1:「販売所」と「取引所」、どっちで買う?

多くの取引所には「販売所」と「取引所」という2つの購入窓口があります。同じビットコインを買うのに窓口が2つある、というだけでも初心者には混乱の原因になりますよね。
迷ってしまう理由はシンプルに、「何が違うのか」が説明されないまま2つが並んでいるからです。
- 販売所:取引所側が提示する価格で即座に売買できます。
操作は簡単ですが、提示価格に「スプレッド」という価格差が上乗せされており、これが実質的な手数料になります。 - 取引所:ユーザー同士が価格を出し合って売買する場です。
指値注文ができ、コストを抑えやすい一方、初心者には操作がやや難しく感じられます。
結論として、最初の1〜2回は操作が簡単な販売所で慣れて、その後コストを抑えられる取引所に切り替えるのがもっとも迷わない進め方です。無理に最初から取引所形式を使いこなそうとする必要はありません。
迷いポイント2:「手数料無料」なのに、コスト、かかってる?
各取引所のサイトを見ると「取引手数料無料」と大きく書かれているのに、実際は、「手数料がかかった」という声も少なくありません。
これは、「取引手数料」と「スプレッド」「入出金手数料」「送金手数料」が別の手数料であるためです。「無料」の無料とは「取引手数料」が無料であって、その他の手数料もひっくるめての話では無かったのです。
各取引所の手数料はこんな感じです。
- 販売所のスプレッド(表示はされないが実質的なコスト)
- 取引所形式の取引手数料(無料〜0.1%程度で取引所ごとに差がある)
- 日本円の出金手数料(無料の取引所もあれば数百円かかる取引所もある)
- 仮想通貨の送金手数料(無料の取引所と、銘柄ごとにかかる取引所がある)
結論として、「たまに数万円、買って保有する」程度なら手数料の差は誤差程度の感覚かもしれませんが、「頻繁に売買する」「他の取引所へ送金する」のなら、上の4つのどこにコストがかかるのを事前に確認するべきです。
迷いポイント3:「レバレッジ」「CFD」って何?現物と何が違うの?
SBI VCトレードやFXTFのページを見ると、「レバレッジ取引」「暗号資産CFD」という言葉が出てきます。「現物取引ではないの?」とハテナマークが頭の中で飛び回りますよね。
これは「仮想通貨を買う」という行為の中に、性質のまったく異なる2種類の取引が混在しているためです。
- 現物取引:仮想通貨そのものを購入し、実際に保有します。
値上がりを待つ、決済に使う、長期で積み立てる、といった目的に向いています。 - レバレッジ取引/CFD:仮想通貨そのものは保有せず、価格の変動を対象に売買します。
少ない資金で大きな金額を取引でき、下落局面でも利益を狙えますが、その分損失も大きくなりやすい取引です。
結論として、「まず仮想通貨がどういうものか知りたい」「長期保有や積立をしたい」という段階であれば現物取引一択です。レバレッジやCFDは、現物取引に慣れてから、リスクを理解したうえで検討するで構いません。
5社の特徴

Coincheck(コインチェック)
運営会社:コインチェック株式会社(マネックスグループ傘下)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取扱銘柄数 | 35種類 |
| 取引形態 | 現物取引(販売所・取引所) |
| 最低取引額 | 500円相当額から |
| 取引所手数料 | 無料 |
| 出金手数料 | 407円 |
操作画面のわかりやすさに定評のあるスマホアプリを提供しており、500円という少額から売買を始められます。取引所形式での売買は手数料無料ですが、扱える銘柄は限られており、それ以外は販売所形式(スプレッドがコスト)での取引になります。
積立、ステーキング、貸暗号資産、NFTマーケットプレイスなど、売買以外のサービスも充実しています。レバレッジ取引には対応していません。
「とにかく操作が簡単なところから始めたい」「少額から積立感覚で投資したい」という方に向いています。
bitFlyer(ビットフライヤー)
運営会社:株式会社bitFlyer
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取扱銘柄数 | 39種類 |
| 取引形態 | 現物取引(販売所・取引所)、レバレッジ取引(取引所) |
| 最低取引額 | 1円から(全銘柄対象) |
| 出金手数料 | 220〜770円(方法・金額により変動) |
ビットコインの年間取引量が長年にわたり国内トップクラスを維持しており、取引所形式での注文が成立しやすいのが特徴です。全39銘柄に対して1円から投資でき、自動積立サービス「かんたん積立」も用意されています。
レバレッジ取引はビットコインのみに限られる点、一部アルトコインの送金に手数料がかかる点には注意が必要です。※アルトコインとはビットコイン以外の仮想通貨を指します。
「ビットコインを取引所形式でしっかり売買したい」という方に向いています。
GMOコイン
運営会社:GMOコイン株式会社(GMOインターネットグループ)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取扱銘柄数 | 24種類 |
| 取引形態 | 現物取引(販売所・取引所)、レバレッジ取引(取引所) |
| 出金手数料 | 無料〜400円(金額により変動) |
| 送金手数料 | 無料 |
GMOインターネットグループのシステム運用ノウハウが生かされており、取引ツールの完成度とセキュリティの両面で評価されています。口座開設料、一定額までの日本円出金、仮想通貨の送金がいずれも無料な点が大きな強みです。
取扱銘柄数は24種類とやや少なめで、日本円の入出金には金額の上限があります。
「送金コストを抑えたい」「将来的にレバレッジ取引も視野に入れたい」という方に向いています。
SBI VCトレード
運営会社:SBI VCトレード株式会社(SBIホールディングス傘下)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取扱銘柄数 | 42種類 |
| 取引形態 | 現物取引(販売所・取引所)、レバレッジ取引(販売所、最大2倍) |
| 取引所手数料(BTC) | Maker:-0.01%(受取)/Taker:0.05% |
| 入出金手数料 | 入金・出金ともに無料 |
| 送金手数料 | 無料 |
日本円の入出金と仮想通貨の送金がすべて無料という、コスト面で際立った特徴を持っています。取引所形式でMaker注文(指値で板に注文を出す取引)をすると、手数料を支払うのではなく逆に受け取れる仕組みもあります。
毎週水曜の昼間に定期メンテナンスがあり、その間は取引ができません。
「入出金コストをできるだけゼロに近づけたい」「現物とレバレッジを1つの取引所でまとめたい」という方に向いています。
FXTF 暗号資産CFD
運営会社:ゴールデンウェイ・ジャパン株式会社
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 取扱銘柄数 | 2種類(ビットコイン・イーサリアム、円建て/ドル建てで計4銘柄) |
| 取引形態 | レバレッジ取引(暗号資産CFD)のみ、最大2倍 |
| 入出金手数料 | 無料 |
現物取引は提供しておらず、暗号資産CFD専業のサービスです。運営元は外国為替FXも手がけており、レバレッジをかけて売り・買いどちらからもエントリーできるため、下落局面でも利益を狙えます。TradingViewやMT4を使った本格的な分析にも対応しています。
取扱銘柄はビットコインとイーサリアムのみで、現物として仮想通貨を保有することはできません。
「現物ではなく値動きだけを取引したい」「すでにFXなどのCFD取引に慣れている」という方に向いています。
あなたはどのタイプ?迷いポイント別チェックリスト

最後に、記事の冒頭で挙げた3つの迷いポイントを振り返りながら、自分がどのタイプかを確認してみましょう。
- □ 迷いポイント2(手数料が気になる)
→ 送金コストを抑えたい → GMOコインが向いています
→ 入出金をすべて無料にしたい → SBI VCトレードが向いています
- □ 迷いポイント3(現物かレバレッジ・CFDか)
→ まずは現物取引から始めたい → CoincheckまたはbitFlyerが向いています
→ 値動きだけを取引したい・CFDに慣れている → FXTFが向いています
自分に近い項目にチェックがついた取引所から、まずは口座開設をしてみることをおすすめします。すべて金融庁の認可を受けた国内の暗号資産交換業者であり、複数の口座を併用しながら使い分けていくことも可能です。
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